脂肪が減る。といわれている方法には、本当にさまざまな情報が出回って
いるので、一体どれがホントに効くのやら、、、ということで、
なかなかリアルに脂肪を減らしてくれる方法に辿り着けないうちに
結局脂肪を減らすの諦めてしまった・・。
・・なんて人、実は結構いるんじゃないかと思うのですが。
今回は、神経科医であり、アーユルヴェーダ医師でもあるインド人の
ドクター・K.チョーダリー の、
バリバリ・アーユルヴェーダな「真面目に脂肪を減らすためのアドバイス」
をご紹介します。
☆☆☆ アーユルヴェーダの脂肪撃退法 ☆☆☆
年齢を重ねるにつれ、、
食事と運動だけで脂肪を減らすということは、
とてもチャレンジがいります。
長年の技術を使った、古代医療体系アーユルヴェーダでは、
運動ではなかなか落とせない頑固な脂肪は、消化の炎を強くする
ことによって体から追い出します。
これは、西洋的な方法や見解とはまるで違い、
そもそもなぜ脂肪細胞が大きくなってしまうのか?
という原因に焦点をあて、
日常的に実行できて、長い期間効果の持続する解決策を提案しています。
アーユルヴェーダでは、減量の鍵は「アマ」です。
アマとは、「毒素」と言う意味です。
これらの毒素は、私たちの体の中にある不純物の蓄積物で、
日々の不適切な食事や慢性的なストレス、そして環境汚染物の結果
です。
これらの毒素のいくつかは水溶性で、食事法や運動で体から簡単に除去
できます。
しかし、他の毒素は脂溶性で、それは脂肪細胞の奥深くに入り込み、
そこへ留まってしまっていることを意味します。
特に腹部や腰、太もものような、脂肪が固定しやすく取り除くことが
難しい空洞の中に、これらの毒素が溜まり、脂肪組織は大きくなります。
アーユルヴェーダのテクニックでは、このアマを取り除くことを
特にターゲットにしています。
年齢を重ねるにつれ、体の中にアマができやすくなるのは自然なことです。
しかし、もしあなたが日常的な解毒法を習慣づけることができるなら、
毒素は除去され、体重を増やさずに済みます。
まずはじめに、あなたの体の中に毒素があるかどうかのチェックをしましょう。
以下の項目に、3つ以上の「はい」があれば、あなたの体の毒素レベルは高い
状態です。
もし、アマの蓄積が確認できたら、今度はそれらの毒素を減らすための
アクションを起こしてください。
***
1.朝起きるとき、目が覚めて「起きた」と感じるまでに15分以上かかる。
2.体に何かの障害物をたびたび感じますか?(例:便秘、うっ血、消化不良など)
3.舌がよく、膜で覆われている。特に朝起きたとき。
4.やる気が出ない傾向がある。(例:しなきゃいけない仕事があるのに、その気
になれない、など。)
5.食べ物の味を感じなかったり、本当の空腹感を感じないことがたびたびある。
***
次の各提案は、減量にそれぞれ役立ちますが、全部を組み合わせることが
できれば、とてもいい結果を得れることでしょう。
これらの方法は、頑固な脂肪を追い払うことを目的とし、
脂肪や体重を減らせるだけでなく、増えないように維持することができます。
■その1.デトックスティー
これらのティーは、アマを除去することによって消化を高め、脂肪を砕き、
体の経路の詰まりをとる効果のある材料から構成されています。
*材料:
水4、5カップ
クミンシード粒
コリアンダーシード粒
フェンネルシード粒 各小さじ1
*作り方:
毎朝、鍋で沸騰させた水にスパイスをすべて入れ、蓋をして弱火にし、
5分間煮込みます。種を濾し、保温ポットに入れます。これを一日かけて、
ちびちび飲んでください。
■その2.トリファラ
トリファラ は古代のアーユルヴェーダハーブ(アムラ or アマラキ、ハリタキ、
ビビタキ)の三つを組み合わせた調合薬です。
アムラは自然の酸化防止剤で、体から過剰な炎症を除去します。アムラはまた、
脂肪のない体を作り上げ、健康的な血糖値を保ちます。
ハリタキは、大腸に溜まった毒素を穏やかに除去することによって、自然の洗
浄プロセスをサポートします。
ビビタキは特に、体の脂肪蓄積と水分保有を減らすために効果的です。
それぞれがすでに、十分に価値あるハーブですが、この三つが組み合わされた
トリファラ は、よりパワフルな解毒剤であり、体を強化するハーブ薬となっており、
あなたの理想の体重を叶えるのを助けます。
夜、寝る一時間前に、以下のレシピでとってください。
*材料:
お湯100cc
トリファラ 小さじ1/2
オオバコ 小さじ1
砕いたフラックスシード 小さじ1
■その3.一日に食べる全体量の半分を、ランチタイムに食べておく。
カロリーをカットするのではなく、カロリーの多い食べ物を食べる時間を、
夕食時ではなく昼食時にします。
アーユルヴェーダでは、ランチに食べる食事は、一日で最も大切な食事と
考えます。それは、あなたの消化力が一日で一番強くなるのが、この時間帯
だからです。この時間に、消化の重いものを食べておいてください。
夕食はカロリーの最も低い軽いものだけを、夜7時までに済ませておきます。
これだけでたいてい、他に特に何もしなくても、体重が減り始めるのが普通です。
夜は消化力が弱まり、食べたものをよく消化することができません。
消化されずに残った胃腸に残った食べ物は毒素に変わり、あなたの脂肪細胞に
溜まってしまいます。
朝食は軽めにし、簡単に消化できるものだけを食べます。
■その4.毎食にカレー粉を加えて食べる。
アーユルヴェーダでは、6つの味(甘味、塩味、酸味、苦味、渋味、刺激性の味)
をすべて組み合わせて食べることを提案しています。
この6つの味は消化力を高め、体の脂肪を溶かしやすくします。
平均的なアメリカ式の食事は、たいてい三つの味(甘味、塩味、酸味)しか入っ
ていません。カレー粉はさまざまなスパイスが混ざっているので、この6つの味
を達成するための簡単な方法です。料理に加えてもよし、そのまま少量を加える
だけでもOKです。
ただし、市販の伝統的なカレー粉は、6つの味のどれかが強すぎる配合になって
いるので、以下の材料と分量の割合で混ぜ合わせて下さい。
*カレー粉の材料
コリアンダーシード粒 小さじ5
フェヌグリーク粒 小さじ1
ベイリーフ 大1枚
クミンシード 小さじ1/2
マスタードシード 小さじ1/2
シナモンスティック 小1本
クローブ 5粒
⇒ 材料をグラインダーで粉にした後、ターメリックパウダー小さじ2
を加えて出来上がり。
■その5.生シルク製の手袋(ガルシャナ)でマッサージする。
生のシルクで出来た手袋でマッサージすると、脂肪減らしに効果的です。
このタイプのマッサージは、リンパ排水と血行を高めることにより、減量
やセルライト、そして水分保有に効くように、特別にデザインされています。
また、体を元気付け、解毒を促進し、脂肪を体から動かし、消化を刺激します。
この手袋で、腕、腹部、脚をメインに毎日マッサージしてください。
オイルは使う必要がありません。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■おまけ■
ダイエット中に最適!
朝ごはんになる、痩せるスムージー3種。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■■レシピその1.
バナナ 1本
オレンジ 1個
潰したアーモンドの粒 大さじ1
砕いたフラックスシード 大さじ2
生または乾燥いちじく 2個分
水70cc
☆コツ:乾燥いちじくを使う場合は、水で30分程ふやかしてから使うと、
ブレンドされやすくなります。
■■レシピその2.
ラズベリー 1カップ
りんご(皮ごと) 1個
バナナ 1本
レモン汁 1/2個分
砕いたフラックスシード 大さじ1
■■レシピその3.
キウイ 2個
バナナ 1本
りんご 1/2個
オレンジ 1個
砕いたフラックスシード 大さじ1
砕いたヘーゼルナッツ 大さじ1
⇒ 各レシピのすべての材料をミキサーにかけ、かさが減ってクリーミー
になるまでブレンドします。作った後は時間を置かずにすぐにdrink!