健康ドリンクとされているグリーンスムージーは、、 「毎日飲んじゃダメ」なその理由。その2

前回の「その1」で、健康ドリンクとしていまや大流行の
グリーンスムージーについて、

「飲み方によっては、、
逆に不健康なドリンクと化してしまう」懸念について
お伝えしましたが。

今回はその続きです。

☆☆☆

・・グリーンスムージーは、たくさんの材料を組み合わせるため、
成分的に複雑になっています。
私たちの消化力(消化の炎。アーユルヴェーダではアグニと呼ば
れている)は、成分的に容易なものが好きです。

例えば、私たちのアグニは、2、3の野菜を一度に消化するには
問題がなく、また、同じひとつの鍋の中で一緒に調理された食べ物は、
共鳴しあってなじみあい、

それぞれの質が組み合わされて、ある特定の質をもつひとつの食べ物
に変容されます。

スムージーはこれとは対照的で、それぞれ質の違う多数の材料が含まれ、
生のままブレンダーで砕かれ、混ぜられます。

生の食べ物をこのように処理するのは、おそらくとてもおいしいものに
なりますが、上記のようなそれぞれの食べ物が共鳴しあい、食べ物の質
が微妙に変容されることはありません。

その結果、それぞれの食べ物の質が個々のままにとどまり、とても複雑
な成分となり、体にとっては消化が困難な構成成分になります。

また、アーユルヴェーダによれば、グリーンスムージーには、
組み合わせてはいけない食べ物、つまり質的に相容れないものが組み合
わされています。

新鮮な果物は他のどんな食べ物とも組み合わせてはいけないとされてい
ます。

グリーンスムージーでは、新鮮な果物と葉野菜類、他の野菜、そしてし
ばしば、栄養価の高いスーパー食品(スピルリナ、クコなど)が加えら
れることがあります。

ブレンドするプロセスのおかげで、いくらか消化がしやすくなることは
なりますが、

私たちの胃の中では、これらの複雑な成分で構成されたスムージーは
依然として、消化がもっとも難しい食べ物であり、消化に時間がかかり
ます。

本来なら、他のすべての食物と比べて質が軽く、簡単に消化できる新鮮
な果物が、胃の中に長く留まってしまい、発酵しはじめ、

結果、未消化状態のゴミ(毒素)に変ります。

グリーンスムージーを短期的にとる分には、おそらくクレンジング効果
が得られます。成分的に、繊維質が豊富に含まれているためです。

しかし、多量の繊維質は消化系を酷使する傾向があり、
グリーンスムージーを飲んだ後、大部分の人たちは「お腹がはった状態」
を経験し、それを「いいこと」だと思っています!

長期的にとると、ヴァータ悪化ゆえに、バラつきのある不安定な消化力
が、胃の痛み、ガス、げっぷ、おならといった症状で現れ、ついたり
消えたりするアンバランスな消化の炎が、胃腸に未消化の食べ物のカス
(毒素)を生じさせます。

長期的にとることで、せっかくの「クレンジングまたは洗浄」のメリッ
トが、反転してしまうのです。

未消化の食べ物のカスが消化管に溜まれば、それは徐々に、体のより深い
経路や組織の中へあふれ出し、そしてこれが、そしてそれは、アーユルヴ
ェーダでいうところの「すべての病気の根源となる事態」となります。

■「より健康的な」グリーンスムージーにするには?

さあて。

最近のグリーンスムージーのトレンドを考えなおす時間です。

ヴァータを悪化させ、組織を弱くし、オージャスを薄め、
消化力を不安定にさせた結果、、毒がたまってしまいます!

まるでスムージーが恐ろしい飲み物かのように脅してしまいましたが、
ひとつ、心にとめておくべきことがあります、

それは、例外がある。ということです。

もしあなたが、逞しい「ピッタ体質」または「ピッタ+カファ体質」
であり、スーパー強い消化力の持ち主で、

体が、いくらかの冷却作用をもとめるタイプの体質であるなら、、

あなたグリーンスムージーを十二分に満喫できます。

一方、もしあなたが、強いヴァータ体質であるならば、
グリーンスムージーをとりすぎてはいけません。

もしあなたがすでにグリーンスムージー中毒で、
いかなる理由があろうが、飲み続けることを決心してしまっているのなら。

飲む際は、以下のようなアーユルヴェーダの提案を取り入れてみることを
おすすめします。

*ターメリックとショウガをひとつまみ加え、さらにレモン汁(マナオ
なら1個、通常サイズの黄色いレモンなら1/4個分)を加えて、消化し
やすくする。

*冷たくせずに、室温にしたものを飲む。

*材料をたくさん混ぜすぎない。組み合わせる種類を少なめにする。

*ココナッツオイルを少量加え、野菜の「粗い」質をなめらかにする。

*果物をいれないで作る。

*スピルリナのような高栄養価食品を混ぜない。

*毎日ではなく、週に2、3回程度に抑える。

・・これらのコツは、助けになることでしょう。
または、、 これらをグリーン野菜スープにして飲んでしまった方が、
一番いいです。

☆☆☆

・・・以上、アーユルヴェーダの専門家からの意見とアドバイスでした。

確かに、新鮮なフルーツが入ったグリーンスムージーはデリシャスなので、
ついついアディクトしてしまいそうになりますが、

どうせなら、野菜スープでアツアツをいただいたほうが、
日本の寒い冬のような時期は特に、体をより滋養してくれる食べ物になり
ます。

それにしても、ピッタな体質の人は、スムージーが堪能できて特。という
ことが判明したので(といっても、「ピッタ+ヴァータ」の人はやや注意
が必要)、

暑い国に住んでいるピッタな人(私)は、
スムージーが満喫できる特権が与えられているようなもの。。(嬉)

消化力が強いピッタな人は、大いにスムージーを堪能しましょう。

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