砂糖にまつわる、暗い歴史。~甘党の方、必読~

■まずは、最近驚いたことなどを、、

その1.「近所の公園に野生オピウム(アヘン、ケシ)??」

日本にやってきてから、早くももうちょっとで、一ヶ月が経とうとしています。
住んでいる環境が自然豊かなこともあり、なにかと山道散歩や、大きな
公園を散歩していることが、日々の日課の一部となりつつあるのですが。

特に、自生している雑草の生命力とその鮮やかなカラーのさまざまな
花々には、とても癒されるものがあり、
自然のパワーというもののすごさを感じている今日この頃です。

そして、散歩するたびに見かける、雑草の中でもひときわ目立っている、
あるお花。

その花は、ちょうどオレンジとピンクを混ぜたような艶やかさを放ち、
他の質素かつ純粋系のピンクや白と黄色のコンビネーションといった花
たちとは、どこか違う、妙に異質な雰囲気を漂わせているので、

この雑草の花を見かけるたびにとにかく目がいき、
そのうち集めて何かに使おうかなと思っていたのですが。

ちょうど先日、この花目当てに、大きな公共の名物公園を朝から散歩し
ていると、

やっぱりありました、このお花。

相変わらず、その鮮やかなカラーといい、いつ見てもどこか異様な
異質感を放っています。

そしてふと、その花を摘もうとしたその時。

その脇には、数日前に花びらが散った後の、これから種になろうとす
る子房の部分がすくすくと成長しつつある茎が何本もあり、、

それを見て、愕然としました。

・・・これ、、、オピウムやん。。(驚)

えええ?

どおりでなんか見覚えがあるような親近感を覚えるはずだ…。
(インドにいた頃は、オピウムの香水の匂いにハマり、また以前、
オピウムをテーマにこのブログに記事を書いたことがあるので)

小さくて気づかなかったけど。この花の形といい、色といい、、、
オピウムの花のチビヴァージョンじゃないの!

しかもこの、ムクムク成長しつつある子房の形は、
どー見てもオピウム系!

しかもしかも。花を摘もうと、花の下の茎の部分をポキリとつみ
とると、毒々しい黄色の、粘度の高いべっとりした乳液のようなも
のがにじみ出てくる…。
(いかにもアルカロイドたっぷり入ってます!みたいな感じ)

なんでまた、こんな健全な公共の、有名な大きな公園に、
自生してるわけ?(不思議)

opium flower

↑ちなみにこちらが、公園で摘んだオピウムらしき植物。
コレにすごく似てる感じです。

…栽培は禁止されてるようですが、自生してる分にはいいものなのか…。
うーん、、かなり謎です。

(→後でわかったことは、このオピウム、日本では「ナガミヒナゲシ」と
呼ばれているもののようでした。

なんでも繁殖力が尋常じゃない外来種ということで、その猛烈な生命力
にちょっと引かれ気味の要注意植物として扱われ、生態を乱す可能性
があるとして警戒されているようですが…。(見かけたら、増えないよう
に種を燃やして処分しよう、みたいな。)

私から見ると、このオピウム系の植物よりも、スーパーのお菓子コーナ
ーに普通に並んでいる「おかきやおせんべい系」お菓子の原料の米の
表示の方がよっぽど怖いんですけど…。
(そもそも日本の主食だった穀物のお米が、2~3カ国の外国から輸入
されたものがミックスして使われてる部分が。)

・その2.「毛の生えた巨大ミント」

山道を散歩していると、どうも存在感がある、しかもどこかで見たことあ
るような風情の草がぎっしり生えていたので、近くに寄ってよく見てみ
ると、、

どうやら、ミントの一種らしいことがわかりました。

でも、葉や茎にびっしりと細かい毛が生え、まるでプラスティックででも
きているかのようにも見える、その色と巨大さ。

このエリアに16年程住んでいるという友人に尋ねてみたところ、
やはりこのミントらしき植物は、ミントで、それも「アップルミント」なるも
のらしいことがわかりました。
どおりでほんのり、リンゴに似た香りがします。

味は、暑い国インドやタイでよく使われているペパーミントと比べると、
かなりマイルドな印象…。

しかし。寒い場所に生えるミントは、フサフサうぶ毛が生えているとは…。(驚)

apple mint

寒い気候から身を守るために、こんな風に進化してきたことが読み取れま
す。

ほんと、自然界というものは、生きていくためにあらゆる進化をとげるのね。
…そんな風に感じられた、このミントとの出会いでした。
(チャツネにすると最高においしいです)

・その3.「トマトがやたらと充実」

アメーラ、
キャロルセブン、
フルティカ、
はちべえトマト…などなど。

カタカナ横文字風からド日本風まで、さまざまな名前がついた、
それはそれはどれもおいしそうなトマトの充実ぶりに、、

思わず呆然。(笑)

私がまだ日本で暮らしていた18年前(遥か昔)には、
確かトマトの種類はそれほどなく、普通のトマトとちょっと高級感
のある桃太郎トマトぐらいだったんじゃないでしょうか。

なんか、、
トマトへの力の入れぶりが、尋常じゃない感があります。

そしてどれも外れなくおいしい感じです。

まだタイにいたときに、日本の友人がおみやげにトマトを持ってきて
くれたことがあり、

えー! トマトをわざわざ日本からもってくるの??(タイにもあるのに)

と、すごく驚いたことがあったのですが、

トマトの種類が多彩な日本にいる今になって、やっとその意味がわかり
ました…。

さて、長い(しかも本文とはまるで関係のない)前置きは
このぐらいにして、、

そろそろ今回の内容に入りましょう。(笑)

***

前回では、チョコレートの麻薬効果についてお伝えしました。

実はチョコレートの原料に欠かせない材料の砂糖にも、
これまた脳内のドーパミンを誘発する麻薬効果があります。

そんな物質が二つ組み合わされて出来ているチョコレートには、
アディクト性があって、当たり前ですね。。
そんな効果があるなら、そりゃあ、また食べたくもなるわけですね。

ところで、今日、アメリカ人は、1日に平均して小さじ22杯分ものの
砂糖を消費しているのが普通なのだそうです。

小さじ22杯って、、すごい量です。
コークを水代わりに飲んだりしてる人もいますし、それぐらいいっ
ててもあまり驚きませんが…。
(参考動画:コカコーラに入っている砂糖の量

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■砂糖の歴史
(ソースはこちら

…米国疾病管理予防センター(CDC)によると、アメリカ人の3分の1
が糖尿病予備軍で、しかもその予備軍の90%にあたる約1億人の
アメリカ人は、それを知りません。

60代の健康な大人249人の血糖値を比較したリサーチでは、血糖
が高い人は、脳の萎縮と収縮が著しく増加しました。

しかしこれは、WHO(世界保健機関)が定める正常値の範囲内です。

高い正常血糖は、血中のタンパク質にくっついて、糖化あるいは
凝集することがあり、高度糖化最終産物(AGE)と呼ばれるものにな
りつつあります。

研究によるとAGEは、肝臓、腎臓、心臓、関節、または認知の問題を
長期にわたって発症することになる明白な証拠となる可能性がある
のです。

現代特有の血糖の流行病の始まりは、今から一万年も前の、
サトウキビが最初に栽培されたニューギニアまでさかのぼります。

サトウキビの茎を噛むことはすぐに、気分や病気のための即効の
「万能薬」として知られるようになりました。

紀元前1000年までに、サトウキビはアジア本土に到達し、紀元前
500年までにインドの錬金術師が、白い粉のバージョンを作る方法
を考え出しました。
そしてこの白い粉は、世界を変えた新しい秘密のレシピであり、
万能薬となったのです。

今日、アメリカ人は1日に小さじ22杯の砂糖を食べています。

それからまもなくして、砂糖は中東、そしてヨーロッパへと広がり、
1000年経った今もなお、万能薬として宣伝されています。

当時、砂糖の需要は金にも匹敵しました。
グラニュー糖を手に入れることができるのは、裕福な人たちだけでした。

ここで忘れてはならないことは、砂糖は脳内のドーパミン受容体を
誘発することです。

ドーパミンは、「今すぐ手に入れねば!」ホルモンです。

***

西暦1400年にオスマン帝国が全力を尽くして、ヨーロッパ人はサトウ
キビを栽培するために新しい熱帯地域を見つけなければなりません
でした。

この白い粉の植物を育てるための適した土地を見つけるために、
多くの探検依頼がありました。

コロンブスは、新世界への2度目の旅行で、サトウキビの植物をカリ
ブ海に持ち込みました。

島々はすぐに砂糖畑に変わり、原住民がすべての労働を担いました。

原住民が死んだ後、その労働力はアフリカの奴隷に置き換えられま
した。

1100万人以上のアフリカ人が、主に砂糖のための奴隷として新世界
に船(この中で何百万人もの人が死にました)で出荷されました。

1700年代までには、砂糖はもはや高級スパイスではなくなり、世界
的に需要の高い定番アイテムとなっていました。

砂糖栽培のため、次々と島の地下水位が枯渇し、作物が枯れてしま
うと、新しい島がサトウキビと奴隷商人に脅かされました。

ヨーロッパ人はますます多くの砂糖を消費し、1700年の平均的な
イギリス人は一年に約1.8kgの砂糖を食べました。

それが1800年には約8.2kgになり、1870年には年間約21.3kgにな
り、1900年までには、年間約45.4kgを食べていました!
これは今日の平均的なアメリカ人よりも約10.4kg多い量です。

何世紀にもわたり、世界の甘党は、アフリカの奴隷と先住民を犠牲
にしながら満足してきました。…

***

上記のとおり、今日、平均的なアメリカ人は毎日小さじ22.7杯の
砂糖を消費しています。その内訳は、次の通りです。

* グラニュー糖/小さじ6
* 高フルクトースコーンシロップ/小さじ2
* 他の糖類(蜂蜜、糖蜜、メープルシロップ)/小さじ3

あなたはそんなに多くの砂糖を食べれるわけがないと思うかも
しれませんが、加工食品、パン、フルーツジュース、健康スナック
などに、砂糖は巧みに隠れて入り込んでいるのです。

1980年には、1億5300万人のアメリカ人が糖尿病を患っていました。
今日では、3億4700万人のアメリカ人が糖尿です!

興味深いことに、アメリカの食事における脂肪は、20年前よりもか
なり少ない割合を占めています。

低炭水化物摂取やケトジェニック食事法の流行により、良い脂肪
分を食事に取り戻すことに役立ってはいますが、
それでも砂糖の摂取量は着実に増えており、アメリカ人はますます
肥満になっています。

砂糖は私たちの新しい毒であり、多くの慢性的な健康問題に関連
していますが、精製/加工砂糖は、さらに悪いです。

アメリカ人は世界の高フルクトースコーンシロップ(HFCS)の半分
以上を消費し、それが、体重増加、心血管系の問題、3型糖尿病
の問題となっています。…

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***

前回ちょっと触れた「激甘チョコクロワッサン」のようなアイテ
ムは、現在ちょっと休憩中です。

日本にいると、おいしそうなものがたくさんあり、、
これじゃ、公共トイレの中によく張ってある、「危ないので注射器は
捨てないで下さい」もちょっとうなずけました。

糖尿にならないためにも、普段から苦いものをたっぷりめに取って
おくのがオススメです。(ニガウリ、ミントのチャツネなどは最高です)